2015年02月20日

英語「断捨離」

「断捨離(だんしゃり)」とは、あらゆるものへの執着を消して、解放された心持で生活をおくる生き方。最近では、いらない物を捨てたり、物を増やさないテクニックを利用した片づけ術でも一般化した。

「断」不要なものを絶つ
「捨」いらないものを捨てる
「離」執着から離れる

さて、「断捨離」の英語には「minimalization」が使われる。

近い単語に「minimize(最小化する)」があるけれど、
「minimalize」は「最低(限度)に抑える」といったニュアンスか。

ちなみに、断捨離をしている人を「ダンシャリアン」と呼ぶらしいが、
そちらは「minimalist」になる。

物が少なくなって広くなった部屋を見たときは感動するのだが、
見えない押入れの奥には、まだまだ捨てられないものも多い・・・。
ラベル:英語 断捨離
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2015年02月12日

八百長

サッカー日本代表監督の解任の原因となった”八百長”。多くのスポーツ界で起こり得る問題で、大相撲での騒動も記憶に新しい。

この「八百長」という日本語は、明治時代にいた”八百屋の長兵衛”が語源になっているという。その長兵衛は囲碁が強かったらしいのだが、自分の客やお得意さんには、わざと負けていたという。

ちなみに、英語では、「match fixing」が一般的で、
「match」の他にも、「race」や「game」も使われる。
つまり、fix(手の加えられた)試合ということである。

その行動は、取引先の顧客に勝負を勝たせる「接待ゴルフ」に代表されるように、現代の日本社会にも”接待”という風習で受け継がれている。


ラベル:英語
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2015年02月07日

三国志の英語「天下三分の計」

三国時代の基になったとも言える「天下三分の計」は、河北から中原を制圧して強大になった曹操(Cao Cao)に対抗する策として、諸葛亮(Zhuge Liang)が劉備(Liu Bei)に語ったとされる。ただし、正式には、語られた場所の地名から「隆中策」と呼ばれる。

同じく、英語も、「The Longzhong Plan」である。

面白いのが、孫権(Sun Quan)陣営で周瑜(Zhou Yu)が活躍していた頃の基本戦略が「天下二分の計」であり、この作戦を構築したのが、”元海賊”で知られる甘寧(Gan Ning)だったところだ。

昔から、”三すくみ”とも言われるように、三つのものが対峙すると事態が止まってしまうのだろうか?
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2015年02月01日

トマ・ピケティ

今、世界中でブームになっている「Capital in the Twenty-First Century(21世紀の資本)」の著者トマ・ピケティ氏は、あの”Occupy Wall Street「ウォール街を占拠せよ」”運動にも影響を与えたフランス出身の経済学者である。

彼の言葉や文章には、「inequality(不平等性)」という単語が多く登場するところからも分かるように、あらゆる経済的格差の是正こそが彼のテーマである。また、彼の研究は、長い期間、つまり”歴史”から考察されるためダイナミックで面白い。

「21世紀の資本」より、一文を紹介したい。

「とても長い時間をかけて、知識と技能の普及が大平等性への主な原動力となってきた」
“Over a long period of time, the main force in favor of greater equality has been the diffusion of knowledge and skills.”, Thomas Piketty

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2015年01月10日

福袋

新年最初のロマン?のひとつに「福袋」がある。

毎年、百貨店や店舗の初売りのときに、店頭に並べられて、人気の店では激しい争奪戦も繰り広げられる。あの派手な袋の中には、自分の好きなブランドの商品が詰め合わせされているのであるが、多くの場合は中身を見ることができない。ときには、装飾品や美術品など「億」という単位の福袋も登場する。

さて、英語では、

「lucky bag」や「grab bag」と呼ばれる。

珍しいのでは、

「mystery bag」というのもあって、なかなか、素敵な表現だ。

福袋に詰められているのは、去年の売れ残りやガラクタではないんだ。
・・・そう、夢が詰まっているのさ!
ラベル:福袋 英語
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2015年01月03日

自業自得

「自業自得(じごうじとく)」とは、自分のやったことが、自分に返ってくることを言う。だいたい、悪いニュアンスで使われることが多く、もともとは、「因果」や「因縁」など仏教の考え方が基になっているようだ。

これを英語に訳すと、

「業」の意味でもある「karma」になるだろう。ただし、これだと、次の世では・・・みたいに壮大になってしまうので、「すぐに(短期間の)」という意味を持つ「instant」をつけるともっと近くなるだろう。

instant karma

他には、一般的に「正義」として知られる「justice」でもいい。この単語の中には"just"が入っているように、「公平」である状態でも使われるのだ。

instant justice

ちなみに、「justice」に、路上や生活感などを意味する「street」を付けると、たとえば、犯罪を犯した者を集団で手荒な方法でこらしめることになる。

street justice

近いものでは、「jungle」をつけた言葉もあって、たぶん、「掟(おきて)」といったニュアンスもできるのではないかと思う。

jungle justice

ま、自分のする行動には、責任を持とうってことさ。
ラベル:英語 仏教
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2014年12月22日

サンタ追跡

「ノーラッド・サンタ追跡作戦(NORAD Tracks Santa)」とは、毎年、クリスマス・シーズンに行われるイベントであるのだが、その始まりが、ちょっぴり心温まる。

1955年のクリスマス・イヴ、アメリカのデパート「Sears(シアーズ)」は、子供向けキャンペーン”サンタクロース・ホットライン(サンタクロースに電話しよう)”を開設した。しかし、その広告に掲載されたサンタの電話番号は間違っていた。

サンタへつながるはずの番号は、中央防衛航空軍基地の司令長官席につながってしまったのだ。

当時、その電話に出たハリー・シャウプ大佐(Colonel Harry Shoup)は、突然かかってきた子供からの電話に戸惑ったに違いない。だが、親切でユーモアのセンスも持ち合わせていたシャウプ氏は、その子にこう答えたのである・・・

「レーダーによると、サンタは、現在、北極を通過した」
"These installations give NORAD the first indication that Santa is on his way as he leaves the North Pole."

【関連英語】

NORAD:North American Aerospace Defense Command「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」
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2014年07月07日

三国志の英語「白眉」

頭脳明晰で、優秀な人のことを「白眉」と呼ぶけれど、その語源とされるのが三国時代に蜀に仕えた馬良(Ma Liang)である。荊州の襄陽では名家として名高い「馬」家には、秀才として知られる五兄弟がいたのだが、その中でも馬良は最も秀でていた。そして、なぜか、彼は若いころから眉毛が真っ白だったという。

"White Brows is the best among the five Ma brothers."
(英語でも、文字通り「白い眉」である)

彼の有能ぶりは、ほぼすべての人材が劉備と共に益州攻略に出発した後も、前線を抱えている荊州の留守を任されていたことでも分かるだろう。さらに、蜀の丞相・諸葛亮とは、義兄弟だったとも言われている。ちなみに、弟の馬謖(Ma Su)は、諸葛亮からも軍人として評価が高かったのだが、魏との街亭の戦いで判断を誤ってしまい敗戦の原因を作ってしまった。

・・・そういえば、自分が小学生だったときに、髪の毛に白髪の多い友人がいたけれど、やっぱり彼は「漢字博士」と呼ばれていた。


ラベル:英語 馬良 三国志
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2014年06月09日

クィーン・ストリートを東へ


晴れて爽やかな日は、クィーン・ストリート(Queen St. East)を東に進んでみるといい。

実際には見えないが、オンタリオ湖を右側に見ながら進むのだ。

途中、道は、キング・ストリート(King St.)と合流する地点で、大きな橋を渡る。

やがて、明るく落ち着いた街並みになり、道沿いにオシャレで味のある店が並ぶ。

楽しい街を抜けると、ストリート・カー(路面電車)の東の終点だ。

ちなみに、湖の方に向かえば、「Beaches Park」の砂浜が広がっている。

道が北へ急カーブする地点。

そこに、なんだか歴史的で、重々しい感じの建物が見えるだろう。

それは、Water Treatment Plant、つまり、浄水場だ。

建物の裏側に腰を下ろして、オンタリオ湖を眺める。

空と雲、カモメ、遠くには船も見える。

若者や家族連れでにぎわうビーチから離れているせいか、辺りは静かだ。

ゆったりとした風に吹かれながら、居眠りするには最高のポイントだよ。
ラベル:トロント
posted by kazoo at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | トロント時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月15日

フィリップ・マーロウ

世界中で愛される’ハードボイルド’な’私立探偵’と言えば、フィリップ・マーロウ(Philip Marlowe)ではないだろうか。彼は、アメリカのミステリー作家レイモンド・チャンドラーによって生み出されたキャラクターである。

女性と酒が好きな私立探偵マーロウは、普段、ユーモアとだらしなさ(?)でシリアスな一面を覆っているのであるが、ごくまれに見せるダークな顔は、ちょっと怖い・・・。一般的には、反骨精神に満ちたタフなイメージが強いと思うのだが、僕が惹きつけられるのは、彼が心に抱えている「虚無感」である。

シリーズ中では名作として名高い「The Long Goodbye(長いお別れ)」と「The Big Sleep(大いなる眠り)」より、その辺を語ったセリフを抜粋してみたい。

星と星の間にある空間くらい虚ろで空しいんだ。
"I was as hollow and empty as the spaces between stars.", Raymond Chandler

かかしのポケット並みに空っぽの人生さ。
"I was as empty of life as a scarecrow's pockets.", Raymond Chandler

なかなか、シャレた表現で、ついついニヤリとしてしまうのだ。

ちなみに、日本語訳版で有名なマーロウのセリフ
「タフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きる資格がない。」
に関しての個人的な意見は、原文では'hard'となっている部分に「タフ」という言葉を使った翻訳者のセンスが素敵だと思う。
posted by kazoo at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 文学、登場キャラクター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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