2018年09月26日

りゅうのよだれ「龍涎香」

海岸を歩いていて、不思議な石を拾ったら、
その物体に一千万円の値が付いた。
夢のような話であるが、それは実話である。

そして、その物体こそ、”ドラゴンのよだれ”と呼ばれる
「龍涎香(りゅうぜんこう)」だ。

昔から、香料・香水の原料にも使わているが、
その正体は、クジラの腸内で消化されなかったものが、
固まってできた結石とされている。

英名「ambergris」の語源は、フランス語で、
”灰色の琥珀(こはく)”を意味する。

その名の通り、色はグレーをメインとして、
黒っぽかったり、マーブル模様だったりと様々。

排せつ物が、お宝になるのは、究極のリサイクル・・・。
posted by kazoo at 11:31| Comment(0) | 博物誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月11日

バビロンの空中庭園

古代の都市バビロンにあったという「空中庭園」。

古代ギリシアで記された世界七不思議のひとつで、
巨大な建物の屋上に造られた庭園とされる。

そのロマンあふれる名と同じように、造られた理由も素敵で、
新バビロニア帝国の王ネブカドネザル2世(Nebuchadnezzar II)が、異国から嫁に来た王妃のために、その故郷の山々をイメージして造らせた。

さて、「バビロンの空中庭園」英語名では
「The Hanging Gardens of Babylon」。

その名称から、「flying」「air」「sky」などを使いたいけれど、
一応、「吊り下がった」を意味する「hang」が使われている。

”空中に浮かぶ庭園”という名も神秘的だけど、
なぜか、”バビロン”という言葉にも惹かれてしまうのだ。
ラベル:バビロン
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2018年06月10日

根回し

たとえば、政治や会議などで「根回し」と聞くと、
ちょっとだけネガティブなイメージが湧くけれど、
ものごとを円滑に進めていく役立つテクニックだ。

交渉を成功させるために、あらかじめ、様々な準備をしておく。
たとえば、決定のキーになる人物なんかに贈り物をしたりして、
できるだけ、協力者を増やしていくのである。


さて、この辺を英語にすると、

「事前準備」「下準備」
preparation
arrangement

ちょっとダークな雰囲気が出る
「裏工作」「下工作」
under work

個人的に、しっくりくるのは、
「根回し」
background work

ただし、人を訪問する際に、折詰を持ってあいさつするのは、「礼儀」である。
ラベル:根回し 英語
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2018年05月05日

サリー・ガーデン

アイルランドに伝わる民謡「Down By The Salley Gardens」は、
アイルランドの詩人イェイツ(William Butler Yeats)が記録を残した。

Down by the salley gardens my love and I did meet.
She passed the salley gardens with little snow-white feet.

She bid me take love easy, as the leaves grow on the tree.
But I, being young and foolish, with her would not agree.

In a field by the river my love and I did stand.
And on my leaning shoulder she laid her snow-white hand.

She bid me take life easy, as the grass grows on the weirs.
But I was young and foolish, and now I am full of tears.

この歌の日本語タイトルには、
「Salley」を「柳(やなぎ)」として、
「柳の庭」としているものもあるが、
個人的には、地名や公園名だと考えたい。

詩の中で好きなところは、
「もっと気楽に、恋や人生を生きたらいい」
と彼女がアドバイスをしてくれるのに、
若くて、頑なだった自分は、素直にうなずけなかった。
それを思い出すと今でも泣いてしまうところもいい。

ちなみに、この曲の日本語版に「家族の風景」がある。
こちらの歌詞の方は、穏やかな家族への愛情が歌われていて、
また違った良さがある。

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2018年02月11日

仮想通貨

最近よく耳にするようになった「仮想通貨」。

もともとは、インターネット上で(お金のように)やりとりされる数字にすぎなかったが、今では、実際に価値を持ち、現実の商品やサービスに使用できるようになった。個人的には、経済が不安定な国の国民なんかが、自国の通貨を信用しないで、資産を仮想通貨で保持しているのが印象に強い。

さて、英語表現では、まず、
virtual currency「仮想通貨」を思い浮かべるが、ほかにも、
digital currency「電子通貨」
alternative currency「代用通貨」などがある。

中でも、もっとも有名になったのが、
Cryptocurrency「暗号化された通貨」だろう。
どこかの国や機関で管理されるのではなく、世界中のコンピュータネットワーク上に分散して管理されているのが、とても未来的だ。

だが、貯金箱から出したお札や硬貨を、ニタつきながらなんどもかぞえる喜びも捨てがたいのだ。
ラベル:仮想通貨 英語
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2015年05月02日

ネッシー

世界で最も有名な未確認生物「ネッシー(Nessie)」。
英語では、「Loch Ness Monster(ネス湖の怪物)」の方が一般的である。

【関連英語】
Unidentified Mysterious Animal「UMA(未確認動物)」
Unidentified Flying Object「UFO(未確認飛行物体)」

その巨大生物は、6世紀頃に書かれた古文書から歴史に登場して以降、度々、目撃されており、長く世界の人々を魅了してきた。その姿をとらえた写真から、首長竜プレシオサウルスの生き残り説が最も有力であるが、ねつ造やイタズラ説も根強い。

霧に包まれて静かな湖であるネス湖は、水深がとても深く、最大級の水量を持つ。また、地底で他の湖ともつながっているとも言われており、そんなところからもミステリアスな伝説が生まれたのかもしれない。

それは、存在するかどうかではなく、誰もが一度は経験するあのワクワク感こそが、すべてではないだろうか。
ラベル:ネッシー UMA
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2015年04月04日

盲腸はおまけか?

カナダに住んでいた頃、僕は虫垂炎の手術をした。当時、医学用語が分からなかったので、病院に英和辞典を持っていき担当医に教えてもらった思い出がある。

開いてくれたページには、
appendix「盲腸」とあり、盲腸を取り除く手術なので、
「appendix cut」と言っていた。

この「appendix」という単語には、「付録」とか「付属」という意味合いがあって、よく学校で使う教科書の巻末にある追加の解説などに使われている。

まさに「おまけ」扱いの盲腸は、長い間、身体に必要のない邪魔な器官だとみなされていて、長期の海外旅行に行く前には取り除いた方がいいとさえ言われていた。しかし、近年の医学では、大切な役割があることが発見され、たとえば、身体に有益な腸内細菌の住処とも言われている。

ちなみに、僕も盲腸を切った直後、自分の身体の右側が軽くなったのではないかと思い、バランスをとるために、しばらく、腕時計を右側にはめていたのだった。

ラベル:盲腸 英語
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2015年03月21日

人間国宝

先日、上方落語界の生きる伝説・桂米朝(三代目)さんが亡くなった。「演芸は催眠術」などの名言も残した桂米朝は、”人間国宝”にも認定された落語家である。

さて、日本文化の発展に貢献する重要無形文化財の保持者を意味する「人間国宝」。

英語では、
「living national treasure」で、
「国宝」の”national treasure”に「生きている(命のある)」の”living”が付く。

近い単語には、
cultural heritage「文化遺産」
world heritage「世界遺産」
がある。

ちなみに、
「重要人物」は「important person」で、
「VIP」、つまり、「Very Important Person」は良く目にする。

どれほど機械化が進んだとしても、人間の”勘”でしかできない技があって、この”職人の腕”こそ国の宝だ。
ラベル:英語 国宝
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2015年03月14日

ホーミー

モンゴルなどに伝わる歌唱法(発声法?)ホーミーは、「喉歌」とも呼ばれるように、のどを使って音を発していると、だんだん笛のような音色に変化していく現象である。たとえば、八百屋やセリなんかでよく聞くような中高年男性の太い声の中から、同時に小鳥のさえずりのような独特な音が聞こえてくるときは驚く。

さて、この「ホーミー」をあえて英語表記するなら、
「Hoomii」であるが、一般的には、
「throat singing」と呼ばれる。

個人的な思い出として覚えているのは、
二十年くらい前になるが、北米のトーク番組レターマンの「レイト・ショー」を見ていた時、招待されたモンゴル人歌手の男性がホーミーを披露して、会場全体が不思議な空気に包まれていたのが印象的だった。そこは、ニューヨークという大都会の真ん中だったはずだが、そのメロディの中では、地平線の彼方まで広がる大草原の風を感じたのだ。

・・・もしかしたら、声でグラスが割れる現象なんかにもつながるんではないだろうか?


ラベル:ホーミー
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2015年03月02日

匿名

匿名(とくめい)とは、実名や正体を明かさないときに使われる。昔から、ラジオ番組でリスナーからのハガキが読まれるときなどに”匿名希望”がよく使われたが、現在では、ネット社会で一般化した。

英語では、「anonymous」。
最近では、国際的ハッカー集団の組織名「アノニマス」で有名になったけれど、もともとは、ギリシア語の”名無し”が語源だという。

形容詞「anonymous」の方が一般的だが、名詞だと「anonymity」。

近いものに「author unknown」があるが、
「作者不明」や「読み人知らず」に近く、意図的に名前を伏せるというよりは、作者が誰なのかはっきりしない場合に使われる。

・・・個人的に「匿名」と聞いて最初に思い出すのは、刑事ドラマなどで登場する「タレコミ」だ。

ラベル:英語
posted by kazoo at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 博物誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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