2012年08月01日

村上春樹「風の歌を聴け」

相手が分かってくれるだろうという考えは、間違っているみたいだ。
それから、自分の思い込みで現実に答えを出すことも避けたい。

以下は、その辺のところを分かり易く教えてくれた言葉だ。

村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」の中では、
始まりの文章と並んで有名なところだろう。

"Civilization means transmission, he said. Whatever can't be expressed might as well not exist. Get the picture? It'd be good for exactly zero. Suppose you're hungry. You have only to say you're hungry and I'd give you a cookie.

「文明とは伝達である、と彼は言った。もし何かを表現できないなら、それは存在しないのも同じだ。いいかい、ゼロだ。もし君のお腹が空いていたとするね。君は「お腹が空いています。」と一言しゃべればいい。僕は君にクッキーをあげる。」

「Hear the wind sing」は、
村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」の英語文庫版。
翻訳者は、Alfred Birnbaum。
「風の歌を聴け【英訳版】」紹介記事へ
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2012年05月04日

マーク・トウェイン

ユーモアのセンスを学ぼうと思ったら、マーク・トウェインを読むといいだろう。描いている人物のシャレた言葉や、ついニヤリとしてしまう(皮肉たっぷりの)表現を学べる。作家としての技術力も大したもので、後の時代のアーネスト・ヘミングウェイなども絶賛している。

有名な名言は、ヘビースモーカーだった彼の禁煙に対する言葉だろう。

「煙草を止めるのは簡単なことなので、私は、すでに何千回もやっている。」
"Giving up smoking is the easiest thing in the world. I know because I've done it thousands of times.",Mark Twain

シガー(葉巻)関連でも、こんなことを言っている。

「私は70歳になったので、そろそろ健康にも気を付けなければならない。だから、葉巻は、一度に一本しか吸わないことにしている。」
"I am seventy years old, and I must be careful about my health. So I smoke only one cigar at a time.",Mark Twain

「アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー」紹介記事へ
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2012年05月01日

アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー

2012年5月21日は、日本でも金環日食が観測できる。

アメリカの作家マーク・トウェインが書いた「アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー(原題:A Connecticut Yankee in King Arthur's Court)」でも日食が描かれている。

アーサー王時代のイギリスにタイムスリップしたアメリカ人技師が、そこにいた騎士に決闘を申し込まれ、捕まって、処刑されそうになるのであるが、ものしりだった技師は、日食を利用して、その危機を切り抜けたのである。

以下、王様に調子のいいことを言っているところ。

"...I will let this darkness proceed, and spread night in the world; but whether I blot out the sun for good, or restore it, shall rest with you."

「このまま暗闇を大きくして、世界中を夜で覆ってやろうか?永久に太陽を隠したままにするか、元に戻すかは、あなた次第だぞ。」

「日食観測用「日食メガネ」付きnewton増刊号」紹介のページへ
「マーク・トウェイン「アダムとイブの日記」洋書」紹介のページへ

どんな知識も無駄になることはないんだね。
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2012年04月21日

午後の・・・

「午後の」という言葉のひびきは、すてきだ。優雅で、ちょっとけだるい感じがする。

”ゴゴティー”こと、「午後の紅茶」はロングセラーの商品だけれど、ネーミングによるところも大きいのではないだろうか。

本の題名などでも、印象的なのがいくつかあって、宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」の第一章「午後の授業」は、あたたかくも、ちょっぴりさびしい不思議な感覚がいいと思う。あと、ショートショートSFで有名な星新一「午後の恐竜」という作品もよかった。

昼食後は、ねむい。
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2012年03月27日

狼王ロボ

子供の頃に読んで、今も印象に残っている本は、シートン動物記だ。中でも、もっとも有名な「オオカミ王ロボ」である。はじまりが面白くて、なぜ狼退治をハンターではなく、動物学者の自分に依頼してきたのかと不思議に感じるのだ。

ロボと呼ばれる灰色狼は、体が大きく力があり、賢いので人間の仕掛ける罠をことごとく見破ってしまうのだ。彼は統率力も優れており、彼が率いる群れは最強だった。彼の首には大きな賞金もかかっており、多くの人間たちが彼を狙ったが、ことごとく失敗に終わった。

結局、狙いを彼の妻であるブランカに変更して、彼女を罠にはめたのであるが、ロボは彼女が死んでしまった後も、彼女のそばから離れず自分も餓死して死んでしまうのである。

たしか、そんなあらすじだったと思う。この話を思い出したのが、10年くらい前に、北方謙三さんの三国志を読んだ時だった。その物語の中で描かれている呂布という強い武将が、ロボにそっくりだったからだ。とても面白かった。

呂布奉先(北方「三国志」)紹介の記事へ

みんなが恐れて近寄れない人というのは、愛妻家が多いのだろうか?
そんなことを考えた記憶がある。
ラベル:三国志
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2012年03月22日

ジョン・キーティング

厳格な伝統校に赴任してきた教師が投じた一石。

「いまを生きる」は、有名な作品だ。

ロビン・ウィリアムズ演じるジョン・キーティングは、国語(つまり英語)の教師で、彼が生徒たちに教えようとしていたことは、あまりにも過激なことだったのだろうか?

→ 「Dead Poets Society」映画、原書の紹介

中年になって、この作品を改めて視たときにグッと来たのは、最後のシーンで学校を追われるキーティングに、忠誠を誓った生徒と無視した生徒が半々だったところだ。今ならば、激情に流されず、じっと背中を丸めていた方の生徒たちの気持ちがよく分かる。

たくさんいいセリフがあったけど、地味に良かった言葉は以下である。

"We're not laughing at you, we're laughing near you.",John Keating
「君を笑っているのではない。君と笑っているんだよ。」

ラベル:いまを生きる
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2012年03月07日

テッド・ヒューズ

テッド・ヒューズは、「アイアン・ジャイアント」等で知られるイギリス人の詩人、児童文学者である。

「アイアンジャイアント」原書紹介へ

彼の作品を知ったきっかけは、僕がトロント在住中に、彼が亡くなったという新聞記事を読んだ時に見た、彼の気難しそうな顔が気に入ったからだ。最初の妻の自殺に続き、愛人(のち後妻?)と子供の自殺など、彼の生活は苦悩と悲しみに満ちていた。(ただし、女性にはもてていた!)

彼の詩は、力強い。その力強さは、よく主題に使った動物を表現するに、ぴったりだった。なかでも初期の「The Hawk in the Rain」は、個人的に好きな作品だ。自然に生きる動物の孤独と荘厳さが伝わる。


「心の中で起こることが、ただ起こる。」

“What happens in the heart, simply happens”
,Ted Hughes
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2011年11月26日

アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」

「今は、ただひとつのことに集中するときだ。
 それをするために自分が生まれてきた。」

アーネスト・ヘミングウェイの「老人と海」は、簡潔な文章で読みやすいと思う。
上の言葉は、漁師の老人が獲物を求め海に出たときの心境である。


"Now is the time to think of only one thing. That which I was born for."

The Old Man and the Sea ,Ernest Miller Hemingway

原書紹介のページへ
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2011年11月17日

カルペ・ディエム

"To the Virgins, to Make Much of Time",Robert Herrick

Gather ye rosebuds while ye may,

Old Time is still a-flying;

And this same flower that smiles today,

Tomorrow will be dying.

ロバート・へリック原書紹介へ

バラの蕾は、蕾のうちに摘むがよい、

「今」という時間は、すぐに「過去」になるから、

今日、咲いている花も、

明日、枯れているだろう。


This poem is so famous as an example of the "carpe diem" genre...


ラベル:いまを生きる
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2005年12月01日

心に太陽を持とう

心に太陽を持とう!

嵐だって、吹雪だって関係ないさ。

天は暗く、地に争いが絶えなかったとしても、

心には太陽。


くちびるには歌を持とう!

楽しく軽快に行きたい。

仕事や暮らしに悩みが絶えなかったとしても、

くちびるには歌。


苦しむ人には、勇気を持たせる。

心に太陽。くちびるには歌。


ドイツの詩人 ツェーザル・フライシュレン 「心に太陽を持て」
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本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
shirakazooココログヘ


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