2013年02月04日

企業のキャッチコピー(英語編)その2

短い言葉で、いかに自社の精神を伝えるか?
キャッチコピーは、おもしろい。

今回は、日本の電機メーカーから。

「この木なんの木」で有名な日立製作所、
Inspire the Next「次に息吹を与える」
次の時代に影響を与えていくんだろう。

NEC(日本電気)
Empowered by Innovation「革新をあなたの力に」
技術力に誇りを感じる。

パナソニック(昔は「明るいナショナル」だった)、
Ideas for Life「くらしのアイデア」
と謳っているように生活家電で、特にメジャーか。

東芝("Leading Innovation(技術のさきがけ)"でも知られる)
Committed to People, Committed to the Future.
日本で、なじみのある「人と、地球の、明日のために」がぴったりだと思う。

最後に、ちょっと悩んだのが、SONYで、
make.believe「造る力を信じ、夢を実現する」
※間にピリオドが打ってあるのがポイントだろう

ちなみに、「make believe」だと、
「ふりをする」「見せかける」など、
どちらかと言えば、ネガティブなニュアンスを与えるのだが、
ここでは、「現実に形を生み出す」「実現させる」といった、
前向きな姿勢を表している。

あえて、そんな言葉を選び、挑むところに
"安売りをしない"ソニーの強気な精神を感じてしまうのだ。
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2013年01月29日

企業のキャッチコピー(英語編)

短い言葉で商品やサービスを表現するキャッチコピー。
それは一瞬で消費者の興味や関心を惹きつける言葉のマジックである。

世界中の企業が自社の精神を伝えるフレーズを持っている。
日本でも、よく知られているところでは、

I'm lovin it「好きだよ」
は、マクドナルド。

Have a break have a kitkat「キットカットと休憩しよう」
ネスレの「KitKat」は「きっと勝つ」に音感が近いので受験生にも人気だ。

Finger lickin' good!「指をなめるほど、おいしい」
このKFC(ケンタッキーフライドチキン)は、個人的に一番好きなものだ。

スポーツ用品メーカーでは、短くて前向きなのが多く・・・、

Just do it「ただ、やればいい」
は、ナイキで、

Impossible is nothing「不可能はない」
は、アディダスである。

短いと言えば・・・、

True「本物」
アメリカのビール「バドワイザー」は、たった一言。

ところで、日本でもっとも有名なフレーズ
「覚醒剤やめますか?それとも、人間やめますか?」(日本広告機構)
は、日本に強烈なインパクトを与えた。
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2013年01月12日

おもしろ看板(英語編)その3

今回は、店などの広告編。

あらゆる所で見かける
BUY 1, GET 1 FREE
「ひとつ買うと、もうひとつは無料」(つまり、1つ分の値段で2つ買えること)
であるが、この形式で面白いのがあった。

Buy one for the price of two
and receive a second one FREE!
「2個分の値段で買えば、2つ目は無料!」
見過ごしてしまいそうだが、これは当たり前のことを言っている。

We repair what your husband fixed.
「旦那さんの直したものを修理いたします」
ガスや水道の配管工の広告によくあるやつだ。

以下、葬儀屋の広告が、ブラックユーモアになるのは仕方ないだろう・・・。

Drive carefully.
We'll wait.
「運転は慎重に、我々が待ってますよ」

ネットで見つけた葬儀屋広告で強烈だったのが、

COME CLOSER.
「近づいてください」
これが地下鉄の線路の向こう側の壁にあったのである。

・・・インパクトとユーモア、
広告に必要な精神である。
ラベル:英語 広告
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2013年01月09日

おもしろ看板(英語編)その2

海外の面白い看板(注意書など)の続き

日本の男子トイレで見かける「一歩前進」は味があっていいが、
同じ注意(トイレを清潔に)の海外版もシャレている。

STAND CLOSER.
It's shorter than you think.
「近づいてください。自分が思っているより短いです。」

ちなみに女性用では、
「全部済むまで、立たないでください」だったらしい・・・。

最近では、ずいぶんと減ってきた「ポイ捨て禁止」にもバリエーションが多い。

DON'T THROW CIGARETTE BUTTS ON THE FLOOR
THE COCKROACHES ARE GETTING CANCER
「吸い殻を捨てないで、ゴキブリが肺がんになるので」

THE FLOOR IS NOT A BIG ASHTRAY!
「床は巨大な灰皿ではない」
(個人的には、一番好きな看板だ)

他にも「〜ではない」のパターンでは、こんなのがあった。

THIS IS A STORE
NOT A PUBLIC TOILET
「ここはお店です。公衆トイレではありません。」
これは、トイレだけ借りる客が多かったせいだろう。

ユーモアこそ、一番効果的な伝達手段なのだ。
ラベル:英語 広告
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2013年01月04日

おもしろ看板(英語編)

「立入禁止」のような警告看板もユーモラスな表現で、
より効果を生み出すことがある。

「立小便禁止」の壁に神社の鳥居のマークを書くのは、
日本人の心理をついた効果的な警告だったと思う。

英語でも、なかなか味のあるのがある。

IF YOU CAN READ THIS YOU'RE IN RANGE
「この敷地内に入るべからず」ということで、つまり、この文字を見ているということは、立ち入り禁止の場所にいますよという警告なのだ。他にも車の後ろ側に貼って、後続車に車間距離を気づかせるときにも使われる。

Caution: This Machine Has No Brain
機械の操作など「取扱注意」。

DON'T FEED FINGERS TO ANIMALS
「指を与えないでください」とは、かみつくことがあるので、動物を触らないように伝えている。

プールで見かけた、
DO NOT BREATHE UNDER THE WATER
(水の中で息をしないでください)
は、あたりまえだろ!と思ってしまうが、おそらく、過去におぼれた人から訴えられたのではないかと思う。

よく見かける
DO NOT ENTER
が、「Enter Only」と書かれた入口専用のドアに貼られていた時は驚いたのだが、そのドアが故障中なだけだった・・・。

人を注意するときは、ユーモアの精神を失ってはならない。
ラベル:英語 広告
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2012年11月23日

ぜいたく悩みCM(日本語訳)

前回紹介した「ぜいたくな悩みCM」の全コメント訳。

米国NGO団体「WATERisLife」のPR広告の中で、
ツイッターに書きこまれた先進国に住む人の日常の悩みを紹介している。

I hate when my phone charger won't reach my bed.
「充電器がベッドまで延びないから嫌だ。」

I hate when my leather seats aren't heated.
「皮のソファーは冷たいから嫌だ。」

When I go to the bathroom and forget my phone.
「トイレに行くとケイタイを忘れる。」

When I leave my clothes in the washer so long, they start to smell.
「洗濯機の中に服を入れておくと、臭うから困っちゃう。」

I hate it when my house is so big, I need two wireless routers.
「家が広すぎて、無線ルータが2ついるから困る。」

When my mint gum makes my ice water taste too cold.
「ミントガムをかんで氷水を飲むと冷たすぎる。」

When I have to write my maid a check, but I forget her last name.
「メイドに支払いをするとき、彼女の苗字を忘れている。」

When I can't walk and text at the same time.
「歩きながらだとメールがうまく打てない。」

When I leave my charger downstairs.
「充電器を下に置いてきてしまう。」

I hate it when my neighbors block their WiFi.
「隣人がWiFiを開放してないから嫌になる。」

I hate when I tell them no pickles and they still give me pickles.
「ピクルスはいらないと言ったのに、ピクルスが入っていた・・・」

そして、最後にこのメッセージで締めくくられるのだ。

First World Problems Are Not Problems.
「先進国の悩みは、悩みではない。」
ラベル:英語 広告
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2012年11月19日

ぜいたくな悩みCM

何気なく見ているコマーシャルには、
ときどき、魂をゆさぶるくらい衝撃的なものがある。

自分は、昔から広告が好きだったので、
日本でも、国外でも、テレビでも、雑誌でも、
意識してけっこう見てきた。

もっとも効果的な手法のひとつに、
ギャップによってメッセージを印象付ける手法がある。
(たとえば、悲しいシーンに明るい歌を流すみたいな)

そして、最近話題になった「ぜいたくな悩みCM」も世界中に衝撃を与えた。
※アメリカのNGO団体「WATERisLife(WiL)」の活動PR用に作られたもの。

内容は、先進国でツイッターに書き込まれた日常の悩みを、
貧しい途上国の人々が淡々と読み上げる広告動画である。

個人的に目頭を熱くしたのは、

I hate it when my house is so big, I need two wireless routers.
「家が広すぎて、無線ルータが2ついるから困る」
と言っている青年が、穴の開いた壁のトタン屋根の小屋の前にいたところだ。

他にも、

I hate when my phone charger won't reach my bed.
「充電器がベッドまで延びないから嫌だ。」老人は、無表情で語る。

I hate when my leather seats aren't heated.
「皮のソファーは冷たいから嫌だ。」と語る少年は、石の上に腰かけている。

When I leave my clothes in the washer so long, they start to smell.
「洗濯機の中に服を入れておくと、臭うから困っちゃう。」と語る少女は、仲間と川で服を洗っている。

・・・ぜいたくな悩みは、悩みではない。
ラベル:英語 広告
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2012年01月24日

カナダ広告シリーズ2「モルソン・カナディアン」

canadian.jpg

カナダのスポーツ・バーなどでホッケーやNBAを見るとき、ドラフト・グラスであれ、ピッチャーであれ、とりあえず「CANADIAN」だった。モルソンは、現在では、アメリカのクアーズと合併している。

この広告のメッセージは、こんな感じだと思う。

「自分のしていることを、ただ、やり続けるのさ。そうすれば、世界の方から、近づいて来る。」

もしも今、自分のしていることに自信が持てなかったり、理想は遠くにあると思い込んでいるなら、「今、ここで、自分が」やっていることがすべてなのだと思うようにしたい。

"Just have to keep doing what I'm doing,
the rest of the world will come around."

Molson Canadian, my favorite drink...
ラベル:広告 ビール
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2011年12月24日

カナダ広告シリーズ「ラバット・ブルー」

blue_ads.jpg

labatt Blue,

"A whole lot can happen. Out Of The Blue."

カナダのブランドのビールといえば、このラバット・ブルーだろう(モルソン・カナディアンも・・・)。

テレビコマーシャルもなかなかシャレた感じで好きだった。

個人的には、なぜか皮ジャンと立食パーティーを思い出す。

ブルー、僕の青春の一コマだ。
ラベル:広告 ビール
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本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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