2014年01月17日

有翼人面牡牛像・神獣ラマス

最も古い文明のひとつメソポタミア文明には、優れた建築物や芸術作品が多く残されている。

昔から自分が好きだったのは、メソポタミア北部地域のアッシリアを中心に広まった神獣ラマス(lamassu)の石像だ。この有翼人獣には二種類あって、胴体が牛の「有翼人面牡牛像」と胴体がライオンの「有翼人面獅子像」である。

英語名「Human-headed winged bull」から翻訳するなら、この怪物の名称は「人頭・有翼牡牛」の方が近いかもしれない。鷹の翼が生えた牛に人間の頭がついているイメージが、より鮮明になる気がするからだ。

また、この石像を見るときの有名な事実として、正面から見ると足は2本、側面から見ると足は4本、斜め前方から見ると足が5本存在してしまう。しかし、どの視点から見ても正確な情報を伝えようと表現している点に、僕は、古代の人たちの真面目な国民性を感じて目頭を熱くしてしまうのだ。


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2013年11月12日

景品交換券(10円ゲーム)

実家の押入れを片付けていたら、
キン消しやビックリマンシールなどに混ざって、
数枚の小さなプラスチック板が出てきた。

それは、駄菓子屋などに置いてある10円ゲームの景品交換券で、
駄菓子屋の店主に持っていくと景品や賞金をもらえた。

通常は、板に数字が書いてあり、その数字分のお菓子かお金に交換できるのである。
多くは10円で、良くても30円。50円や100円は、まぼろしだった!
店によっては、カードの色で金額が違っていたり、メダルだったりした。

「ブラックパンサー」で。
パチンコ玉をはじいて渦巻の中心の穴に入れる台。
keihinken1.jpg

「新幹線ゲーム」で。
10円玉を弾いていき、当たりの穴にゴールさせる台。
keihinken2.jpg
(なぜか、ガンダムのグフの絵だ・・・)

「国盗り合戦」で。
ストップした絵柄と数字で進めるスゴロク盤。
keihinken3.jpg

さて、この「景品交換券」を英語に訳してみたい。

gift certificate
gift coupon
gift voucher

などが一般的だと思うのだが、
ちょっとしたメッセージカードのような高級感がでてしまう(気がする)。

個人的には、もうちょっと駄菓子屋のチープな感じを入れたいのだ。

そこで、思い出したのが、「Token」である。
海外の地下鉄に乗るときに使う小型のメダルの名称にも使われて、
とても、しっくりときたのだ。

・・・景品に交換せずに持っていた自分をほめてあげたい。
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2013年10月24日

自動販売機

自動販売機は、おもしろい。
密かなブームになっている1000円自販機もいいけれど、やっぱり、旧型にも強く魅力を感じるのだ。

有名なところでは、サービスエリアやドライブインで見かける「ハンバーガー販売機」がある。温められてから、カタンッと箱が落ちる音には味がある。他にも、うどん・そば、ラーメン、トースト、カレーライスなども根強い人気だ。

北米でも、よく自動販売機(vending machine)を利用した。

日本ほど数は多くなかったけれど、清涼飲料水以外でも、スナックや菓子パンを売っているもの(snack machine)は、よく見かけた。基本的な操作は簡単で、食べたい商品の番号を押すと、らせん状の棒がくるくると回転して、選んだ番号の商品を手前に落とすのだ。

珍しかったのは、タバコの自販機で、ボロボロの酒場のカウンター横に置いてあった。
こちらも仕組みはシンプルで、コインを入れてから、銘柄ラベルの下の鉄の棒を手前に引くと自分の選んだ煙草の箱がコトリと落ちてくるのだ。

ほかにも、ガチャガチャ(ガチャポン)タイプがあった。
コイン(たいていは、25セント)を穴に入れてレバーを回すと商品が出てくる。一般的なガム玉から、M&Mチョコ、キャンディー、スキットル、ジェリービーンズ、ラムネ菓子、ナッツ、シナモン飴などが販売されていた。

英語では、「candy machine」と呼んでいた記憶がある。
正式には、「coin operated vending machine」だろうか。

そして、商品が玩具のカプセルのものだったら、
「capsule-toy (vending) machine」となる。

ボタンを押して商品を買う作業にロマンを感じるのは、なぜだろうか?
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2013年10月03日

イグノーベル賞

1991年から始まった「イグノーベル賞(The Ig Nobel Prizes)」は、その名から分かるように、ノーベル賞のパロディで、毎年10月に、工学賞、物理学賞、医学賞、心理学賞、化学賞、文学賞、経済学賞、学際研究賞、平和賞、生物学賞の部門で受賞者が選ばれる。

"honor achievements that first make people laugh, and then make them think."
「人々を笑わせ、そして、考えさせてくれる研究や成果」
に賞が与えられ、様々な視点からものごとを考える大切さを教えてくれる。

ちなみに、「Ig」は否定を表現する接頭語で「ノーベルでない賞」となり、また、英語で「下品な」を意味する「ignoble」にもかかっている。過去には、動物の習性、おなら、足の臭い、へそのゴマ、トイレ関連や下ネタなど、一見ばかばかしい?テーマを緻密に、かつ、壮大に研究していて考えさせられるのだ。

日本人の受賞者も多く、
平和賞には、犬の鳴き声を人間の言語に翻訳する「バウリンガル」の開発関係者や日本が世界に誇る「カラオケ」の発明者などがいる。

個人的に好きなのは、
物理学賞のマーフィーの法則(Murphy's law)に関連した「トーストは、バターを塗った面を下にして落下する」の実証結果など素敵だ。

この世の中に、「無駄なもの」なんて存在しないんだね。
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2013年08月16日

丁寧な英語

昔、英語には敬語がないと教わったことがあるけど、もちろん、英語にも丁寧な表現はたくさん存在する。ビジネスや接客対応のとき、そして、軍人の言葉使いなどでもよく聞く。

基本的に、文章が長ければ長いほど丁寧に聞こえるのは、英語も日本語も同じだろう。つまり、直接的なところから、どれだけ遠まわしに表現できるかということなのだ。たとえば、「やれ」より「やって」、さらに、「やってください」から「やっていただけますか」、最終的には、「できたら、やっていただけますか」といった具合である。

日本語の「です・ます」に近いのは、「would」と「could」ではないかと思う。
「would」は「will」の過去形で、
「could」は「can」の過去形であるが、
丁寧な表現のときは、どちらも仮定法として使われているようだ。

例として、
Can you do that again?
(もう一度できますか)
Could you do that again?
(もう一度やっていただけますか)
さらに直訳してみると、「できますか?」より「できたでしょうか?」のほうがお願いが遠くにある気がする。

「would」の方では、
「would like」や「Would you mind」という表現で使われることが多い。
Would you mind if I asked you to do that again?
(もし、もう一度やってとお願いしたらお気に触りますか)
こう言われると、頼まれた人も断りにくいはずだ。

その他にも丁寧な表現として、

I was wondering if (〜かと考えていたのですが)
I'm afraid (恐れ入りますが)
I'm sorry, but (申し訳ございませんが)
など、最初に否定的な文から始めるテクニックがある。

ただし、あまり遠まわしにしすぎるとまどろっこしくなるので注意が必要だ。
ラベル:英語 丁寧語
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2013年08月14日

アドベンチャー・ゲームブック

アドベンチャー・ゲームブックは、番号を振られた段落に分かれていて、読者が選択しながら進んでいく。たとえば、敵と戦うなら→3へ、逃げるなら→5へ進め、といったように。なので、エンディングや話の流れは読者によって変わるのだ。

本を読み始めるときに用意するものは、鉛筆と消しゴムに2つのサイコロ。ちなみに、サイコロの出目が本の全ページに印刷されているので、パラパラとめくってストップしたページの目で代用も可能。

また、主人公の能力、体力、運などを数値化して、たとえば、強い武器を持つと能力値がプラス、ケガをすると体力の数字がマイナス(ゼロになるとゲームオーバー)というふうに、常に数値は変化していく。他にも、所持金(金貨)を多く持っていれば、良い武器や道具を購入できる。

サイコロの出た目で、戦いに勝ったり負けたりするのであるが、プラスされる能力値が高いと勝つ確率が上がったりする。

ついでに、本には、能力値や所持金などを書き込む別表が付属されていて、その表を切り取って使うのだが、書いたり消したりを繰り返していると破れてしまうことがあるのでコピーを使うといいだろう。

その物語の世界観が独特で、神話時代のようでもあり、中世ヨーロッパのようでもあり、世界中の読者を魅了した。また、「Roleplaying(ロールプレイング)」という名称を一般化させて、後のビデオゲーム界にも大きな影響を与えている。ちなみに、ファイティングファンタジーの世界に登場する全モンスターを解説した「モンスター事典」は、僕が子供時代に何百回と読んだ一冊である。
→ マーク・ガスコイン(Mark Gascoigne)著「モンスター事典」紹介記事

ゲームブックの始まりは、1980年代のイギリスで、スティーブ・ジャクソン(Steve Jackson)とイアン・リビングストン(Ian Livingstone)によって書かれた「火吹山の魔法使い(The Warlock of Firetop Mountain)」が大手のペンギンブックスから出版されるや、すぐにヒットした。ちなみに、僕が最初に買ったのは「盗賊都市(City of Thieves)」で、あの鎌を持った骸骨の表紙は今でもはっきり覚えている。
ラベル:ゲームブック
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2013年07月30日

貯金箱

一番最初の貯金箱は、定番の赤いポストだった。

チャリンッ、チャリンッ・・・。
コツコツと毎月のお小遣を貯め、
お年玉でもらったお札は底にある取出口から入れる。

次に使った貯金箱は、
バネで小銭をジャンプさせて樽に入れるもの。
他にも、人や動物の口が開くタイプもあったはずだ。

もっとも記憶に残っているのが、
コインを置くと棺桶から手が出てきて箱に持っていくホラー貯金箱。
難点は、箱が小さいのと電池がすぐ切れることだった。

さて、「貯金箱」は英語で、

「piggy bank」が一般的で、もっとシンプルに、
「money box」とも呼ばれる。

「piggy(ブタちゃん)」とあるとおり、ブタ型の貯金箱が定番なのは言うまでもない。
なぜ「ブタ」なのかと言うと、その昔のイギリスで、「pygg」(オールド・イングリッシュだ)という赤土の粘土で作られた壺に小銭を入れる習慣があったのだが、いつしか、その語感に近い「piggy」に変化したと言われている。

ところで、取出口のない貯金箱は、お金が貯まると破壊される運命が待っている。たとえば、陶器のものはハンマーで割って、ブリキのものは缶きりで開けてお金を取り出すからだ。なんだか、ちょっぴり寂しい気もするが、これは、次の貯金箱に貯金を始めていくためなのである。

そうだ、過去にとらわれず、前向きに生きていくんだ!
ラベル:貯金箱
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2013年07月26日

家計簿の英語

子供の頃は、おこづかい帳。
会社員時代は、家計簿。
個人事業を始めてからは、帳簿を付けている。

どの時代も、日付、内容、収入、支出、残高という項目は基本的に変わらない。

このページの真ん中に引かれたセンターラインの右側と左側に書き出す方式は、たとえば、メリットとデメリットの比較や人生で手に入れたものと失ったものなど、いわゆる、生活の「見える化」などに使われることも多い。

さて、「家計簿」は英語で、
「household budget」が一般的だと思う。
月別にまとめているなら、
「monthly budget」になる。

収入は、「INCOME」。
支出は、「EXPENSES」。

【関連した単語】

Mortgage : ローン
Sewer and Water : (上下)水道料金
Phone and Internet : 通信費
Electric and Gas : 光熱費
Medical Expenses : 医療費
Food : 食費
Clothes : 衣服
Gas for car : ガソリン代
Car insurance : 自動車保険
Car repairs : 修理代
TOTAL EXPENSES : 支出合計
ラベル:家計簿 英語
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2013年07月22日

立ち止まってバラを嗅げ

やっかいな仕事は、まとまってやって来る。

たとえば、締切や納付期限が目前に迫っているときに限って、
避けられない別の仕事やトラブルが同時に発生するのだ。
そして、一瞬フリーズした後、頭の中はパニックだ・・・。

そんなときに思い出したい言葉がある。

"Stop and smell the roses"
立ち止まって、バラの香りを嗅ごう。

慌てているときなどに使われる英語のフレーズで、
一旦冷静になって、マイペースを取り戻すよう呼びかける言葉である。

また、「Stop And Smell The Roses(バラの香りを)」は、
ビートルズのメンバーだったリンゴ・スターのアルバム名でも有名になった。

ちなみに、「and」の代わりに不定詞(to 〜)を使って、
「stop to smell」でも同じ意味であるが、
動名詞(〜ing)を付けて「stop smelling」
にすると「嗅ぐのをやめろ!」になってしまうので注意しよう。

「道に迷ったら、まず、お湯を沸かしてお茶を飲むこと」
古くからエスキモーたちに伝わる、北極で遭難したときに生き残るための知恵である。
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2013年07月04日

背水の陣

小学生時代の夏休み中、宿題の進行状況について友人が言った
「俺は8月の最後の週まで宿題をやらずに、背水の陣を敷く!」
それが、「背水の陣」という言葉を聞いた最初だったと思う・・・。

初めてこの戦法を用いたのは、漢の大将軍・韓信とされている。
逃げ道のない川を背後にした陣を敷いてはいけないという兵法の常識を破って、あえて、乗ってきた船をすべて焼き払って、兵士たちを死に物狂いで戦わせて勝利を導いた事実に基づく。

英語では、

burn bridges「橋を焼き払う」
burn boats「船を焼き払う」

と表現される。
たとえば、自分の退路を断つ場合だったら、
「burn my bridges」と使うのが一般的なのだが、
個人的には、
「burn bridges behind myself」と背後にあるというニュアンスを出したい。

人間は追い詰められた状況で、信じられない力を発揮する。
ただし、仕事や宿題は計画的に進めることをお奨めしたい。
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本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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