2021年07月18日

ショーヘイから二刀流の英語(その2)

Shohei Ohtani(大谷翔平)は新しい歴史を作っている。
その活躍をアメリカをはじめ世界が注目している。

投手と打者の両方での記録を塗り替える過程で比較されるベーブルース。
最初は、大谷もこう表現されていた
the Japanese Babe Ruth

だが、現在では、その比較さえも超えた。

投打の二刀流で出場する選手
two-way player

が一般的に使用される。

さらに、オールスター出場後では、両方を意味する「both」もよく使われた。
on both sides of the ball

みたいに。

both talent and sportsmanship
そんな大谷は、才能だけではなく、スポーツマン精神も卓越している。
だからこそ、その姿は人々を魅了するのである。
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2021年06月13日

ショーヘイから二刀流の英語

メジャーリーグで活躍する日本人選手の中でも、大谷翔平(Shohei Ohtani)はリアル・ヒーローだろう。
彼が多くの人に支持される理由は、大らかで明るいキャラクター。そして、’野球の神様’ベーブ・ルースと同じ二刀流であることだ。

彼が、投手で勝利しながら、打者でもヒットやホームランを量産するところから。
Pitching and hitting in the same game

そもそも、「二刀流」とは、剣術家の宮本武蔵が生み出した「二天一流」の両手に刀を持って戦うスタイルが語源。

ふたつの刀や剣を使うのであれば、
two-sword
double-blade

さらに、拳銃などのガン・ファイトで登場する二丁拳銃なんかも含まれる。

英語で表現するとき、ラテン語の「デュオ」が語源である
Dual
を使うと雰囲気が近づくんじゃないかと思う。

二刀流を使いこなすには、総合的にものを見れるバランス感覚が必要さ。
posted by kazoo at 17:52| Comment(0) | 博物誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月14日

さよならの英語

人生に「さよなら」はつきものだ。
それはさびしいことだけど、お別れを前向きにとらえたい。

「グッドバイ」にも、byeにgoodがついているんだから。

もともとの語源は、おそらく旅人なんかに使ったであろう
God be with ye「神のご加護を」が語源との説が一般的。

個人的に好きな表現は、
waving good-bye
「さよなら」の手を振る様子に胸が熱くなるのだ。

また、「さらば」と訳される
farewell

これにくっつけるのは、
with a sigh
with tears

が一般的かもしれないが、できるんだったら、
farewell with a smile!
といきたいとろだ。
ラベル:英語
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2021年02月05日

哀愁と寂しさの研究

僕がもっと若かったとき、可笑しいのに悲しくなることがあった。

とある公園で一人のおじいさんが散歩をしていた。と、おじいさんは木の根っこにつまずいてしまった。そのとき、おじいさんのポケットから(おそらく飲みかけの)ヤクルトが飛び出して、道にこぼれてしまった。

他には、おばあさんが正座しながら、じっと古いラジオに耳をかたむけていたことなど。

微笑ましいんだけど、ちょっと切なくて目頭が熱くなるのだ。

たとえば、チャップリンの映画やロビン・ウィリアムスの笑顔を見て、なぜか悲しくなる感覚。

英語では、

pathos「哀愁・ペーソス」は、pity、compassion「同情」に近いが少し違うと思う。

また、「さびしさ」のmiss、lonelyは、誰もいない孤独感が漂うが、心にぽっかり穴の開いたような、それでいて懐かしいような感覚とは違う気もする。

個人的には、「pathos」は「humor」を含んでいる気がする。
不思議な感覚である・・・。
ラベル:英語
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2020年12月13日

カッパ伝説を考える

日本の妖怪で有名なのは、やっぱり、河童(かっぱ)だろうか。

水辺に棲んでいる人型の生物で、頭に皿、背中に甲羅、口はくちばし、手足の指の間に水かきがあるらしい。
一般的な性格は、いたずら好きで凶暴。好きな食べ物はキュウリともいわれる。

ちなみに、この生物にあたる英語はなく、

たとえば、water monster「水中の怪物」にすると、ネス湖のネッシーみたいなものまで含まれてしまう。
近いものでは、merman,mermaid「半魚人や人魚」か。

個人的には、目撃される場所の一つ「沼」=「pond」を使えばニュアンスが近づくように思う。

さて。河童の正体はなんだろう?

自分は、カワウソ説を支持してきたが、もっと、歴史的なロマンを考慮して「平家落ち武者」伝説も捨てがたい。

源平合戦の勝者・源氏に追われた平氏の武士たちが、日本各地に散って、隠れながら暮らした話があるけれど、その目撃された姿や存在を「かっぱ」と呼んだのではないか?

それは、けっして悪意や見下しではなく、彼らが国に捕まらないよう、妖怪に仕立てたのではないか。

つまり、それは「やさしさ」だったと思いたい。
ラベル:英語 妖怪
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2020年10月18日

後の先

「先手必勝」という言葉があるように、たとえば、将棋においても、実力が同じくらいの棋士が対戦するときは、一般的に先手が有利とされる。

だが。

その逆の「後の先(ごのせん)」という言葉も存在する。
近年では、横綱の白鵬も使っていたか。

相手の動きに合わせて、それに対応して勝つ。
その「動き出し」に合わせるんではないかと思う。

おそらく、イスに座ろうとしている瞬間にイスを引くと止まれずに倒れてしまう現象に近いかも。

さて、その英語である。

柔道や剣道で「返し技」に使われる場合は、
counter-attack

などに訳されるだろう。

さらに、思考や精神の在り方を含む場合は、
post-initiative

個人的には、
「反応」を意味する
response

または、もっと大局的な
harmonize (harmonise)

なんかもあっていいんじゃないだろうか?
ラベル:英語
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2020年08月10日

検温器の英語

施設や店舗に入るとき、消毒と検温は常識になった。
とくに、検温によって、高い熱が感知されたときは、そのまま帰宅となるケースもある。

そこでよく見かけるのが、入口で係員が持っている(スピードガンのような)アレだ。
とっさに名前が出てこないときは「ピッ」とも呼ばれるか。

そう、検温器。
非接触型の体温計として使用されるが、品物や場所の温度も計測できるものもある。

英語では、「Thermometer」。

さらに、機器の情報を追加したいのであれば、

infrared「赤外線式」
non-contact, no-touch「非接触型」
forehead「おでこで測る」

などの単語を先頭に付ければいい。

なぜだか、あれを見ると無意識におでこを向けてしまうのだ。
ラベル:英語
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2020年05月17日

グリムの法則で

世界中で話される様々な言葉をさかのぼっていくと、いくつかの言語の基となるグループにたどりつく。
その中でも、インド・ヨーロッパ語(印欧祖語)は最大勢力で、そこから、ラテン語、ゲルマン語、ギリシャ語なんかが生まれた。

ちなみに、ラテン語は印欧語に近い形で継承されたけど、ゲルマン語になるときにいくつかの子音が変化した。
それは「グリムの法則(Grimm's Law)」と呼ばれる。(グリム童話で有名なグリム兄弟のお兄さんが発表した)

さらに、ゲルマン語から英語にも変化するんだけど、僕が唯一?覚えている単語が英語の「父」を意味する「father」だ。

基のラテン語
「pa(食べ物)」と「ter(持ってくる人)」で「pater」

さらに「p」→「f」(無声破裂音から無声摩擦音に変化して)

英語「father」となったらしい。

ちなみに、ドイツ語では「Vater」

・・・言葉も文化もつながっていくんだ。




ラベル:英語
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2020年05月06日

関節鳴らしの英語

自分がこれまでに止めたものの一つ「関節鳴らし」。鳴らしすぎると神経を傷つけたり、節が太くなると言われたからだ。

でも、学習や仕事の合間なんかに、指などの関節をポキポキと鳴らして、大きな音が鳴るとなんだかスッキリした気がしてクセになる。

英語では、その弾けるような音感から「Cracking」と呼ばれ、
bone「骨」または、joint「関節」が前につくことが多い。

また、音が鳴った場所、たとえば、
neck「首」や back「背中」の後ろにくっつけたりもする。

さらに、大きな音が出た時は、「loud」が付く。

さて、クラッキングは一度音が鳴ると、しばらく同じ個所では鳴らなくなったりするんだけど、その音が鳴る理由は、長い間、謎だった。

最近の研究で有力なのが、骨と骨の関節内にある液体の中で気泡がはじけるというもの。

cavitation「空洞現象」

ときどき、あのポキポキ音がなつかしくなる。
ラベル:英語
posted by kazoo at 09:40| Comment(0) | 博物誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月15日

パンデミック

新型コロナウイルスの流行は世界規模に広がった・・・。

それに伴って、WHO(世界保健機関)から宣言された「パンデミック」。
これは、感染症の全世界レベルでの流行を意味する。

語源は、「すべての人々」を意味するギリシア語。
ちなみに、パンデミックのほかに何段階かに分類され、

endemic(エンデミック)「地域流行」
epidemic(エピデミック)「(特定の地域・期間で拡大)流行」
pandemic(パンデミック)「世界的流行」

人類と感染症との闘いは、遠く古代の天然痘あたりから始まり、中世のペスト、近年の「スペイン風邪」なんかも有名だ。

そして、私たち人類は、様々な困難に出会ってきたけれど、その都度、危機的状況を解決し、そして、乗り越えてきた。
ラベル:英語
posted by kazoo at 11:08| Comment(0) | 博物誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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