2014年03月11日

三国志の英語「木牛流馬」

蜀を支えた諸葛亮孔明は、偉大な政治家や名軍師として名高いが、発明家としても有名だった。
その数々の新しいアイデアは、時代背景と国家事情から生まれたものも多いだろう。なぜなら、強大な国力を誇る魏に対して、小国だった蜀は、創意と工夫で対抗しなければならなかったからだ。

彼の発明で有名なのは、機動性の高いヨロイ「筒袖鎧」、十本の矢を同時に発射する連弩「元戎」、さらに、「饅頭」も彼の発明とされている。ちなみに、日本で「まんじゅう」と言えば、丸くて甘い菓子が一般的だが、ここでは、肉団子を包んだ肉まんに近い。

だが、それ以上に気になる発明品が、「木牛流馬」である。
記録では、北伐のとき、遠い戦場まで食糧輸送に使われた運搬用車両(装置)とされているが、その形や詳細は不明のままなのだ。

まず、「木牛」について。
木製の手押し式一輪車という説が有力であるが、
四隅に足が付いていて転倒防止に役立っていたり、
舌をひねると動かなくなるカラクリがあったとも言われる。

それから、「流馬」。
こちらは、ソリや四輪車ではないかと言われている。
また、「流」の字が使われていることから、水上輸送用という説も捨てがたい。
個人的には、陸上での運搬も可能な水陸両用であってほしいのだが。

そう、偉大な発明は不自由の中から生まれる。

【関連英語】
Zhuge Liang「諸葛亮」
Shu Han「蜀漢」
Wei「魏」
wooden ox and flowing horse「木牛流馬」
posted by kazoo at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史、サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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