それから、自分の思い込みで現実に答えを出すことも避けたい。
以下は、その辺のところを分かり易く教えてくれた言葉だ。
村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」の中では、
始まりの文章と並んで有名なところだろう。
"Civilization means transmission, he said. Whatever can't be expressed might as well not exist. Get the picture? It'd be good for exactly zero. Suppose you're hungry. You have only to say you're hungry and I'd give you a cookie.
「文明とは伝達である、と彼は言った。もし何かを表現できないなら、それは存在しないのも同じだ。いいかい、ゼロだ。もし君のお腹が空いていたとするね。君は「お腹が空いています。」と一言しゃべればいい。僕は君にクッキーをあげる。」
「Hear the wind sing」は、
村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」の英語文庫版。
翻訳者は、Alfred Birnbaum。
→「風の歌を聴け【英訳版】」紹介記事へ