2006年01月24日

トロント映画事情

僕のいたトロントでは、演劇だけでなく映画も盛んである。
毎年、国際映画祭も開かれている。
日本の映画も招待される。
僕がいたころ、通訳をやった三谷幸喜さんや黒澤清さんなんかが来た。(今は知らないがく〜(落胆した顔))もちろん日本だけでなく、ヨーロッパ、南米、アジア、中東、ロシアなどなど世界中から招待される。この辺は、移民の国である。人脈は広い。

あと、どうのこうのいっても、やっぱりハリウッド・・・アメリカだ。
カナダには、アメリカ製作会社のスタジオがたくさんある。
大きな理由にあがるのは、物価の安さだ。カナダドルは、USドルよりも安い。
そして土地も余っている。人口の割りにね。

カナダの映画界だって、必死に独自性を追い求めていた。
アメリカほど大きく目立ったものではなかったけれど、
歴史的にフランス語圏と英語圏の抗争から生まれた熱さは、
寒さに耐えながら脈々と受け継がれ、また進化していたはずだ。

何がいいって。毎週火曜日は、3,4ドルで映画が観れたのはありがたかった。
映画界だけではないぜ。
びっくりするくらいのビッグネームのアーティストが
その辺の公園なんかで無料で歌ってたのは、すばらしいことだと思う。
そんな環境が人を育てる。
posted by kazoo at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | トロント時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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