若い時代は、焦りがちだ。
僕も、早く田舎を出て、世に出たいという気持ちでいっぱいだった。
(その能力があるかどうかは考えていない・・・)
そんなとき、先生の言った話を思い出す。
・・・今の生活が嫌だと思っているんだね?
君たちが今やっている勉強が、これから先、役に立たないとも。
大人だって、仕事が嫌になって、
ノイローゼになったりするよね。
でも、周りをよく見てみると、いつでも笑って生きている人がいる。
今いる場所は同じなのに、苦痛を感じている人と楽しんでいる人がいるんだ。
この違いは、なんだろう?
それは、ものごとのとらえ方の違いだと思うんだ。
ちょっとだけ、頭の中で考えるのを止めておくのさ。
金魚って、すごいと思わないかい?
あんな小さな水槽に閉じ込められているのに、
いつでも、優雅に泳いでいるんだよ。
・・・金魚、ゆらゆら。
2019年02月27日
2019年02月16日
火星探査機オポチュニティ号にささぐ
先日、アメリカ航空宇宙局は、こう発表した。
"NASA's Opportunity Mars rover mission is complete after 15 years on Mars."
NASA火星探査機「オポチュニティ」号は、15年に及んだ火星での任務を完了。
・・・我ら地球人の未来のために、
コツコツと火星の情報を送り続けたオポチュニティは、
「赤い悪魔」とも呼ばれる火星の砂嵐の中、
黙々と孤独な作業を続けてきたのだ。
長く、戦い続けてきた彼らは、砂の中で交信を絶った。
火星の嵐を克服するという課題を我らに残して・・・。
"NASA's Opportunity Mars rover mission is complete after 15 years on Mars."
NASA火星探査機「オポチュニティ」号は、15年に及んだ火星での任務を完了。
・・・我ら地球人の未来のために、
コツコツと火星の情報を送り続けたオポチュニティは、
「赤い悪魔」とも呼ばれる火星の砂嵐の中、
黙々と孤独な作業を続けてきたのだ。
長く、戦い続けてきた彼らは、砂の中で交信を絶った。
火星の嵐を克服するという課題を我らに残して・・・。
2019年02月10日
ジンギスカン
ジンギスカン(Genghis Khan)は、モンゴルから世界帝国を築いた。
その広さは、ユーラシア大陸のほぼ全土を覆い、マケドニアのアレクサンドロス大王やローマ帝国のカエサルが征服した領土をはるかにしのぐ大きさである。
彼が率いたモンゴル兵たちの強靭さや凶暴さから、そのリーダーであるジンギスカンも恐れられているが、実際は、落ち着いていて穏やかな人物ではなかったかと思うのだ。
それを知る彼の言葉を紹介したい。
"Violence never settles anything."
暴力からは、なにごとも解決しない
"An action comitted in anger is an action doomed to failure."
怒りから生まれた行動は、破滅へ向かう行動
など、いつでも怒らないで冷静にいるように説いているし、
"Even when a friend does something you do not like, he continues to be your friend."
たとえ友人が自分がしてほしくないことをしても、彼は友人であり続ける
にいたっては、恨みや復讐からほど遠い考えである。
それに、そんな小さなことにとらわれる人が、
あんな大帝国を築けるはずがない。
ところで。
彼にまつわる伝説で好きなのが、日本の武将である源義経が、
大陸に渡ってジンギスカンになったというものだ。
→「源義経=ジンギスカン説」紹介記事へ
どこにでも大人物はいるんだと思う。
その広さは、ユーラシア大陸のほぼ全土を覆い、マケドニアのアレクサンドロス大王やローマ帝国のカエサルが征服した領土をはるかにしのぐ大きさである。
彼が率いたモンゴル兵たちの強靭さや凶暴さから、そのリーダーであるジンギスカンも恐れられているが、実際は、落ち着いていて穏やかな人物ではなかったかと思うのだ。
それを知る彼の言葉を紹介したい。
"Violence never settles anything."
暴力からは、なにごとも解決しない
"An action comitted in anger is an action doomed to failure."
怒りから生まれた行動は、破滅へ向かう行動
など、いつでも怒らないで冷静にいるように説いているし、
"Even when a friend does something you do not like, he continues to be your friend."
たとえ友人が自分がしてほしくないことをしても、彼は友人であり続ける
にいたっては、恨みや復讐からほど遠い考えである。
それに、そんな小さなことにとらわれる人が、
あんな大帝国を築けるはずがない。
ところで。
彼にまつわる伝説で好きなのが、日本の武将である源義経が、
大陸に渡ってジンギスカンになったというものだ。
→「源義経=ジンギスカン説」紹介記事へ
どこにでも大人物はいるんだと思う。
2019年02月06日
ジャン・ジロー、あるいは、メビウス
ジャン・ジロー(Jean Giraud)は、フランス人SF作家で、
’メビウス(Moebius)’とは、彼が漫画を描くときに使われる別名。
その心理状態を彼はこのように表現している。
”Going from Giraud to Moebius, I twisted the strip; changed dimensions. I was the same and yet someone else. Moebius is the result of my duality.”
ジローからメビウスに移行するとき、私は流れを曲げて、次元を変化させる。私は私であり、同時に別の誰かでもある。つまり、メビウスは自己二面性の結果なのだ。
たとえば、彼の代表作と言っていい「アルザック」は、
宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」の元になっている。
→【原書】メビウス「アルザック」紹介記事へ
その不思議な世界観は、淡々と静かなのだが、心に迫ってくる。
’メビウス(Moebius)’とは、彼が漫画を描くときに使われる別名。
その心理状態を彼はこのように表現している。
”Going from Giraud to Moebius, I twisted the strip; changed dimensions. I was the same and yet someone else. Moebius is the result of my duality.”
ジローからメビウスに移行するとき、私は流れを曲げて、次元を変化させる。私は私であり、同時に別の誰かでもある。つまり、メビウスは自己二面性の結果なのだ。
たとえば、彼の代表作と言っていい「アルザック」は、
宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」の元になっている。
→【原書】メビウス「アルザック」紹介記事へ
その不思議な世界観は、淡々と静かなのだが、心に迫ってくる。
ラベル:英語
1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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