2021年09月19日

「世界は、光あふれる」ウエストサイド物語

若いころは、ミュージカルが嫌いだった。

ひところは自分も海外の舞台でミュージカルに参加していたにもかかわらず、あのスポットライトを浴びた明るい世界には、なかなか、なじめなかったのだ。

だが、あれから20年が過ぎたある日、テレビで流れるミュージカルのワンシーンを見て、不覚にも目頭を熱くしてしまった。あの歌「ウエストサイド物語(West Side Story)」より’Tonight’の一節だ。

"The world is full of light,..." 
「世界は、光あふれる」から続く、

"The world is wild and bright,..."
「世界は、荒々しく輝く」というフレーズ。

そのとき、だらだらと人生を過ごしている自分の精神に、恐ろしい雷のような衝撃を与えたのだった。

そうだ。
世界は輝いているのだ。
自分が暗く沈んでいようと。
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2021年08月15日

下町の名言「釣りはいらないよ」

夢を追う若者には、応援したくなるなにかがある。

詳細は忘れた。たしか、定食屋を営む老夫婦が、役者を目指している金のない若者に、ときどき、無料でご飯を食べさせていた。年月が流れ、その若者は、地道な活動が実って、テレビでドラマ出演が決定し、なかなか有名になった。ある日、彼は、あの定食屋を再び訪れたのだ。

昔、よく作ってくれた定食を食べ終えた彼は、テーブルに一万円札を10枚置いて、老夫婦に言った。
「ごちそうさま。釣りはいらねーよ!」

・・・最近、M1チャンピオンになった芸人が、いつも無料で散髪してくれていた店で、「今日からはお代を払います」と涙を流しながら散髪されていたシーンには、心を打たれた。
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2021年08月14日

下町の名言「戻ってくるなよ」

2ちゃんねるで有名なった名言に「もう戻ってくんなよ!」があった。

意味としては、今いるところは本当はいるべき場所ではなく、その悪意や愚痴に満ちた場所から早く出て行けよと背中を押しているのだ。
ちょっと悲しいのは、言った本人もその中の住人であることを自覚している点。でも、あとから来た者に自分と同じ間違いをさせたくないのかもしれない。

その場が「2ch」というのが絶妙で、たとえば、それが刑務所や少年院だと重すぎて、プロスポーツの2軍や3軍なんかだと、しっくりくるかもしれない。

真逆の言葉「いつでも帰って来いよ」も泣かせるんだけど、「戻ってくんなよ」には、なにか哀愁があってグッと来てしまうんだ。
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2021年07月18日

ショーヘイから二刀流の英語(その2)

Shohei Ohtani(大谷翔平)は新しい歴史を作っている。
その活躍をアメリカをはじめ世界が注目している。

投手と打者の両方での記録を塗り替える過程で比較されるベーブルース。
最初は、大谷もこう表現されていた
the Japanese Babe Ruth

だが、現在では、その比較さえも超えた。

投打の二刀流で出場する選手
two-way player

が一般的に使用される。

さらに、オールスター出場後では、両方を意味する「both」もよく使われた。
on both sides of the ball

みたいに。

both talent and sportsmanship
そんな大谷は、才能だけではなく、スポーツマン精神も卓越している。
だからこそ、その姿は人々を魅了するのである。
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2021年06月13日

ショーヘイから二刀流の英語

メジャーリーグで活躍する日本人選手の中でも、大谷翔平(Shohei Ohtani)はリアル・ヒーローだろう。
彼が多くの人に支持される理由は、大らかで明るいキャラクター。そして、’野球の神様’ベーブ・ルースと同じ二刀流であることだ。

彼が、投手で勝利しながら、打者でもヒットやホームランを量産するところから。
Pitching and hitting in the same game

そもそも、「二刀流」とは、剣術家の宮本武蔵が生み出した「二天一流」の両手に刀を持って戦うスタイルが語源。

ふたつの刀や剣を使うのであれば、
two-sword
double-blade

さらに、拳銃などのガン・ファイトで登場する二丁拳銃なんかも含まれる。

英語で表現するとき、ラテン語の「デュオ」が語源である
Dual
を使うと雰囲気が近づくんじゃないかと思う。

二刀流を使いこなすには、総合的にものを見れるバランス感覚が必要さ。
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2021年05月16日

師曰く「返済は無用」

御多分に漏れず、金のない学生時代だった。

日本を離れてから、数年は海外で暮らしていかなければならない。その渡航資金を稼ぐため、いくつかのバイトに明け暮れていた。そんなとき、忘れられない出来事があった。

「返済は無用だよ。」

渡航資金のあてにしてくれと、当時では大金だった金額をくれた人物がいた。必ず出世払いで返すと言ったんだけれど、その人は笑って取り合わなかった。そして、こんな名言を付け加えられた。

「もし上手くいって、まとまった金額ができたなら、そのお金は社会に返したまえ。」

その後の生活で、どんなに苦しかったときも道を踏み外さないで生きてこれた。

あなたのおかげです。お世話になりました。
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2021年04月25日

トロントでの演劇修行(はじまり)

二十歳のとき、演劇を志して北米に渡った。

当時、働きながら滞在できるワーキングホリデー・ビザが取得できたカナダを選んだ。国内ではショービジネスが最も盛んな都市トロント。

でも、何から始めたらよいか、まったくわからなかった・・・。
下宿を決めて、街をぶらつく毎日。ある日、隣の部屋に住むカナダ人ソーシャルワーカーに相談した。たまたま、彼の友人で劇場で働いている人がいて、紹介してもらった。その彼から紹介してもらったのが、教会が行っている聖書を題材にしたミュージカル劇だった。

最初のころは、人前で英語を話す自信がなかったので、身体で表現できるミュージカルは都合がよかった。そこには一年ほどお世話になった。

そこに身を置きながら、トロントの街角においてあるフリーペーパー「NOW」マガジンに掲載されている劇団や撮影のオーディションを受け続けた。次に、受け入れてくれたのは、コメディショーのプロダクションだった。そこからの思い出は、また次回。
ラベル:トロント
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2021年03月14日

さよならの英語

人生に「さよなら」はつきものだ。
それはさびしいことだけど、お別れを前向きにとらえたい。

「グッドバイ」にも、byeにgoodがついているんだから。

もともとの語源は、おそらく旅人なんかに使ったであろう
God be with ye「神のご加護を」が語源との説が一般的。

個人的に好きな表現は、
waving good-bye
「さよなら」の手を振る様子に胸が熱くなるのだ。

また、「さらば」と訳される
farewell

これにくっつけるのは、
with a sigh
with tears

が一般的かもしれないが、できるんだったら、
farewell with a smile!
といきたいとろだ。
ラベル:英語
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2021年02月05日

哀愁と寂しさの研究

僕がもっと若かったとき、可笑しいのに悲しくなることがあった。

とある公園で一人のおじいさんが散歩をしていた。と、おじいさんは木の根っこにつまずいてしまった。そのとき、おじいさんのポケットから(おそらく飲みかけの)ヤクルトが飛び出して、道にこぼれてしまった。

他には、おばあさんが正座しながら、じっと古いラジオに耳をかたむけていたことなど。

微笑ましいんだけど、ちょっと切なくて目頭が熱くなるのだ。

たとえば、チャップリンの映画やロビン・ウィリアムスの笑顔を見て、なぜか悲しくなる感覚。

英語では、

pathos「哀愁・ペーソス」は、pity、compassion「同情」に近いが少し違うと思う。

また、「さびしさ」のmiss、lonelyは、誰もいない孤独感が漂うが、心にぽっかり穴の開いたような、それでいて懐かしいような感覚とは違う気もする。

個人的には、「pathos」は「humor」を含んでいる気がする。
不思議な感覚である・・・。
ラベル:英語
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2021年01月22日

バイデン大統領の就任演説より

アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプがいた時代が終わった。
彼は、なんとも個性が強く、賛否両論はあった(国を分断してしまうほど)。だが、良くも悪くも、物事を”シンプル”にしてしまったことは、その後の在り方に影響を及ぼしたのではないか。

たとえば、ジョー・バイデン新大統領の就任演説も、過去の大統領演説に比べるとストレートでわかりやすい内容だったと思う。
以下、バイデン大統領就任演説から彼のキーワードである「unity(統合)」を含む一文を紹介したい。

”This is our historic moment of crisis and challenge, and unity is the path forward.” ,Joe Biden

「歴史的な危機と試練に直面している私たちの時代、だからこそ、”団結”が前に進む道としてあるのです。」

とくに、「our historic moment」が好きだ。

強くなっていくだろう。分断と統合をくり返しながら・・・。
posted by kazoo at 14:43| Comment(0) | 人物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本1980年代に子供時代、1990年代に青春時代を過ごした。
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